遺言書を書くために必要なことの1つは、将来のことを想像することです。
今、遺言を書くにしても、それから遺言を書いた方が亡くなるのは、1年後か、5年後か、10年後か・・・
わかりません。
10年後には、相続人の方も、不慮の事故で先に亡くなる場合もあります。相続財産も増えるか、減るか変動があるかもしれません。
変動があるかもしれないことを認識して、書くと単純な遺言内容では対応できないことに気づきます。
じっくり考えてから書くことをお勧めします。専門家に頼む場合はそこまで考えてくれるかどうか、相談の時点で聞いてみるとよいと思います。その点も考慮して文案を考えてくれないのなら、他の専門家を訪ねた方がいいかもしれません。